オーバーフロー水槽に必要な機材

海水魚・珊瑚飼育に必要な機材

海水魚・珊瑚飼育に必要な機材

目次

オーバーフロー水槽設置に必要な機材

オーバーフロー水槽を利用するためには主に以下の機材が必要となってきます。海水魚、珊瑚を飼育する場合には、プロテインスキマーや、カルシウムリアクターの設置が必要となってきます。

照明とは

オーバーフロー水槽の場合、水槽上部が広く確保できる事から、あらゆる照明を設置することができます。特に珊瑚を飼育する場合は、W(ワット数)が大きい太陽光に近い照明を設置する事から、水槽の上部が広く確保できるということは、照明を多灯したり、より大きなサイズの照明を設置することができます。

メイン水槽とは

オーバーフロー水槽のメイン水槽は、上部ろ過、外部ろ過、外掛け式ろ過水槽とは異なり、メイン水槽の下部に設置された濾過槽に水を落下させる必要がある事から、底面に穴が開いています。また、本箇所はオーバーフロー水槽において、もっとも水漏れが発生しやすく、水漏れをおこすとメイン水槽内の水槽が全て漏れてしまうことから、結合時においてはとても重要な部分となってきます。水漏れが発生しないように十分注意して、シッカリと結合を行う必要があります。

水槽台(水槽キャビネット)とは

オーバーフロー水槽の水槽台は、鉄でできたアングルタイプと、木製のタイプと2種類に分かれます。オーバーフロー水槽セットとして販売されている多くの商品は既に水槽台がセットになっているので強度的に問題がありませんが、メイン水槽とキャビネットを別々に購入する際には、キャビネットの強度が、水が入ったメイン水槽の重量を十分に支えることができるか十分に検討してから購入する必要があります。

フロー管(配管類)とは

オーバーフロー水槽の特徴でもあるフロー管です。メイン水槽に入っている水を濾過槽へと落下させるために必要な部材になります。

ろ過槽とは

水槽の汚れを蓄積し、ろ材に付着したバクテリアの力を利用して生物ろ過を発生させ、水槽内の水質を一定に保つための装置になります。

ろ材とは

ろ過槽の内部に設置し、ろ材に発生したバクテリアの力を利用して生物ろ過を実現させることで、水槽内の水質を一定に保つことができます。

ヒーターとは

冬場気温が下がる際に、水槽内の温度を一定に保つために必要な機材となります。水槽サイズによって、ヒーターのサイズが決まっていますので、水槽サイズに適合したヒーターを選定する必要があります。水槽サイズの規定よりも小さいヒーターを選定してしまうと、常にヒーターが稼動してしまい、ヒーターの故障の原因や、電気代の高騰につながってしまいます。

ウールマットボックスとは

メイン水槽から落下する汚れをウールマットの網目を利用して除去するために設置する部分になります。汚れが定期的に蓄積する部分となるので、こまめに交換を行う必要があります。

プロテインスキーマ―とは

ウールマットでは除去しきれなかった小さな汚れを泡の力を利用して除去するための装置になります。特に海水魚やイソギンチャクなどを飼育している場合、排泄物など水槽内部に多く発生するため、プロテインスキマーがあった方が、水槽を汚さずに維持する事ができます。淡水魚や水草を飼育する際には、プロテインスキマーは必要ありません。

カルシウムリアクターとは

主に珊瑚の中でもハードコーラルを飼育する際に必要となる機材になります。水槽内で不足がちとなるカルシウムを定期的に補充し、ハードコーラルの飼育を促す役目があります。

ポンプとは

濾過槽内部で汚れを除去した水をメイン水槽側へと循環させるためのポンプになります。水槽のサイズが大きい場合は、揚程があるポンプを選定する必要がありますが、オーバーフロー水槽セットとして購入する場合は、既にポンプが付属されている場合が多いため、あえて選定を行う必要はありません。

殺菌灯とは

紫外線の力を利用して、水槽内に発生する細菌を死滅させるために設置する装置です。魚を飼育している場合は、白点病の予防対策になる機材です。

クーラーとは

夏場気温が上昇する際に、水槽内の水を冷やすことで急激な温度上昇を防ぐための装置となります。

コンパネとは

オーバーフロー水槽は、水を入れるととても重量が重くなります。オーバーフロー水槽と床の間に板を敷くことによって、オーバーフロー水槽から床に直接かかる圧力を分散させることができます。大きな水槽をご家庭のリビングに設置する際には、床の下にある床暖房への圧力を軽減させるためにコンパネを敷くことがあります。

水漏れ対策シートとは

コンパネと床の間に敷くことによって水交換時など、メイン水槽や濾過槽から垂れてしまった水が直接床にかからないようにするためのシートです。特に海水の場合は、直接フローリングに海水がかかってしまうとフローリングが痛んで剥がれてきてしまうため、防水シートを敷いておいた方が安心できます。

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