キャビネットが特徴的なマーフィードのオーバーフロー水槽セット
マーフィードのオーバーフロー水槽は、シッカリとしたキャビネットの作りが特徴的です。キャビネットの塗装には耐水性が高い塗料が重ね塗りされているので、長時間の利用にも耐えられる作りになっています。また、キャビネットの天板には耐震用に縁加工が施されているので、万が一地震で水槽が揺れても水槽がキャビネットからズレる事を防ぐ事ができます。
目次
マーフィードオーバーフロー水槽の特徴
マーフィードのオーバーフロー水槽の特徴は、届いたその日に簡単に組み立てる事ができるという点です。ただし、どのオーバーフロー水槽セットもそうですが、家具を組み立てるような感覚で組み立てるというよりは、水槽に水を張るという工程がありますので、水漏れしないように特に各パーツの結合部分については、きつくシッカリと接着、結合させる必要があります。
オーバーフロー水槽の各パーツの特徴
組立不要の木製キャビネット
マーフィードオーバーフロー水槽の大きな特徴といえば、組み立て不要の木製キャビネットです。耐久性が高い塗料が重ね塗りされているので、水による腐食からキャビネットを守ることができます。実際にマーフィードのキャビネットに触れてみると、ツルツル鏡のようになっています。長時間使用にお耐えられる強度があります。
ブラックシリコンを採用したメイン水槽
メイン水槽で一番大切になってくる箇所がガラス面とガラス面を結合するシリコン部分です。シリコンの接着が二重に施されているので、耐久性があります。
キャビネットの穴加工
キャビネットの左奥にはオーバーフロー用の穴加工が施されています。オーバーフロー水槽以外の穴が開いていない水槽でも利用できるキャビネットです。
簡単に組み立てができる濾過槽
ウッドキャビネットの中に収納できる大容量の濾過槽です。濾過槽は大きい方が水槽内の水質が安定します。
三重式のオーバーフロー管
マーフィードのオーバーフロー水槽のフロー管は三重管タイプになります。オーバーフロー水槽のフロー管には、三重管タイプと二重管タイプがあるのですが、マーフィードのオーバーフロー水槽は三重管タイプです。景観を損なわないように、クリアなアクリル素材が利用されています。
地震対策を施したキャビネット天板の縁
マーフィードのキャビネット天板の前面、左右には地震などの揺れからメイン水槽がズレてしまう事を防ぐ縁加工が施されています。
オーバーフロー水槽の簡単組み立て方法
水槽とオーバーフローソケットの接着

水槽とオーバーフローソケットの結合
オーバーフロー水槽において特に重要な部分となる水槽とオーバーフローソケットの結合箇所となります。水槽とソケットの結合部分に、余計なゴミが入り込んでしまうと水漏れにつながってしまう危険性があるので、水槽の穴が空いている付近を綺麗にしてから、付属のシリコンをソケットに厚めに塗ります。
水槽とオーバーフローソケットの結合

水槽とオーバーフローソケットの固定
シリコンを塗ったオーバーフローソケットを水槽の穴にシッカリと回さずに固定します。水漏れが発生するととても大変な箇所となるため、特に気を使って結合させる必要がある部分となります。
水槽とオーバーフローソケットの固定

オーバーフロー管セットの組み立て
固定した水槽とオーバーフローソケットは、完全にシリコンが乾くまで24時間程度乾かす必要があります。直ぐに水を張りたい気持ちになってしまいますが、万が一水漏れが発生してしまった場合のやり直しはとても大変なので、シリコンが乾くまで十分に時間をかける必要があります。
オーバーフロー管セットの組み立て

ウールボックスとジャバラホースの接続
メイン水槽からフロー管を通って、濾過槽へと水が流れる箇所の組み立てです。オーバーフロー管セットの排水エルボに各パーツを取り付け、ジャバラホースで濾過槽(ウールボックス)と接続を行います。
ウールボックスとジャバラホースの接続

濾過槽とメインポンプの接続
特に海水で海水魚や珊瑚の飼育を行う場合、ジャバラホースとウールボックスの結合部分は、塩ダレが発生しやすい箇所でもあります。ウールボックスの穴にゴムでできたパッキンをはめたら、ジャバラホースを通して、長さを調整します。ウールボックスの中に入れたジャバラホースの長さが短いと、ウールボックス内に入り込む水の音がうるさい箇所なので、ジャバラホースは少し長めにして、ウールマットに接触するぐらいがちょうどよいと思います。
濾過槽とメインポンプの接続

メインポンプと耐圧ホースの接続
濾過槽の穴が空いている箇所にパッキンとソケットを取り付けた後、メインポンプをシッカリと接続させます。
メインポンプと耐圧ホースの接続

耐圧ホースとオーバーフロー管の接続
濾過槽内の水をメイン水槽へポンプの力で押し上げる箇所の接続です。耐圧ホースとメインポンプの排出口をつなぎ、ホースバンドを利用してシッカリと締め付ける必要があります。
耐圧ホースとオーバーフロー管の接続

耐圧ホースとオーバーフロー管の接続
耐圧ホースをオーバーフロー管セットに接続し、ホースバンドでシッカリと締め付けます。
オーバーフロー水槽の組み立て完成

オーバーフロー水槽の組み立て完成
以上の工程でオーバーフロー水槽の組み立ては完成です。海水の場合、人工海水をいきなり注いでしまい万が一水漏れが発生した場合は、全て水を抜いて水漏れ箇所を直す必要が出てきてしまい人工海水を無駄にしてしまいます。まずは、真水をオーバーフロー水槽内に入れて、メインポンプも作動させてみて、水漏れが発生していないか十分に確認してから、人工海水を作る必要があります。私がマーフィードのオーバーフロー水槽を組み上げた際には、真水で丸一日水漏れが無いか確認してから、人工海水を入れるようにしました。
マーフィードオーバーフロー水槽セット内容
45センチ、60センチ、90センチタイプのマーフィードオーバーフロー水槽セットには、以下のセットが含まれています。クーラー、照明は含まれていないため、別途購入する必要があります。
- プレミアムフレームレスタンク
- ウッドキャビ
- 外部フィルターユニット(濾過槽)
- オーバーフロー管セット
- フレキシブル配管セット
- マグネットポンプ
マーフィードのオーバーフロー水槽
450×450×450サイズオーバーフロー水槽
600×450×450サイズオーバーフロー水槽
900×450×450サイズオーバーフロー水槽
マーフィードオーバーフロー水槽セット以外の機材
マーフィードオーバーフロー水槽セットには、クーラー、照明が含まれていないため、別途購入する必要があります。
60cm水槽に適したクーラーと照明
60センチ水槽用クーラー
60センチ水槽に適用した水槽用クーラーは、ゼンスイのZR-miniになります。
60センチ水槽用照明
おすすめの照明は、ファンネル2のメタハラです。20000Kは海水魚や珊瑚飼育用、1000K、8000Kは淡水魚、水草飼育に適した照明になります。海水魚、珊瑚飼育において、1000K、8000Kのメタハラを利用すると、生体の色がくすんでしまうため、20000Kの照明がおすすめです。
90cm水槽に適したクーラーと照明
90センチ水槽(幅900×奥300×高360)用推奨クーラー
60センチ水槽に適用した水槽用クーラーは、ゼンスイのZR-miniになります。
90センチ水槽(幅900×奥300×高360)用推奨照明
おすすめの照明は、ファンネル2のメタハラです。20000Kは海水魚や珊瑚飼育用、1000K、8000Kは淡水魚、水草飼育に適した照明になります。海水魚、珊瑚飼育において、1000K、8000Kのメタハラを利用すると、生体の色がくすんでしまうため、20000Kの照明がおすすめです。